Hiroshima & Izumo 2019.02

先日広島と出雲へ旅行に行ってきました。
一応ビューティーブログではあるのですが、以前私は旅ブログを運営していたこともあり、ちょこっとだけですが旅の記録として記事を残しておきたいと思います。

広島での記録

まず私が広島と出雲に行こうと思った理由は単純にあまり中国地方に行ったことがなかったので行ってみようという、とても簡単な思いつきからでした。
会社で休みが取りにくくなっているので行き先も海外ではなく国内にしました。というかまだ国内を回りきっていないのでほぼ最初から国内と決めていました。

出雲に関しては広島からバスで3時間ほどかかりますが、以前から行ってみたかったのと、広島からバスで日帰りで行った話を旅ブログ時代に聞いたことがあったので私も実践してみました。

広島市内を歩き回る

広島までは飛行機で行きました。広島空港から広島市街中心地まで大体40~60分くらいです。
空港から市内バスでの移動です。空港から市街地までは1時間なのでちょっと距離がありますね。福岡空港なんて地下鉄で博多まで約10分で着いてしまうのでびっくりしましたが。
私の場合朝の到着だったので通勤渋滞に巻き込まれ、行きは60分くらいかかりました。帰りは夕方でしたが、渋滞になる前だったので40分で到着です。電車ではないので時間に余裕をもっておいたほうが良さそうです。

ともあれ広島市内に到着し、ホテルへ行き荷物を預けて観光開始です。

原爆ドーム~平和記念公園

まずはホテルから歩いて平和記念公園を訪れました。
実は到着してわかったことなのですが、現在「広島平和記念資料館」は改修中で一部の展示が見られなくなっていました。そこだけが本当に残念でした。
ボランティアガイドさんによると今年の4月25日からリニューアルオープンだそうなので、もしこれから行かれる予定の方がいらっしゃいましたら事前に調べておいたほうが良さそうです。

原爆ドーム

平和記念公園

平和記念公園

この場所はぜひ読んでくださっている方にも行ってみてほしいので詳しい説明は省きます。
原爆ドームも実際初めて見ましたが、当時の被害を考えると色々な思いがこみ上げてくる場所でした。
平和記念公園は私が思っていた以上に広かったので、途中ベンチで一休みしながら回りました。

平和記念資料館ではボランディアのガイドの方がいらっしゃるので色々なお話を聞くことができました(リニューアルで展示が一部見られないことを教えてくれたのもボランディアのガイドの方です)。高齢のおじい様ガイドさんが英語で外国人の方に説明されていたのが一番印象的でした。
また平和記念資料館はタッチパネルで当時のことを振り返るものがあったりと、展示の見せ方にも工夫がこらしてあり(更に多言語対応だったと思います)、色々知らなかったことを学べました。

広島城

広島城

広島城まで歩いていきました。平和記念公園からはちょっと距離があったので途中で休みましたが、歩いてのんびり行ってみました。
こちらの広島城も原爆により破壊されてしまったため、1958年以降に再建されたものです。中に入ることも可能です。私は今回中に入っていませんが(またしても企画展示のリニューアル工事で一部入れなくなっていたという)、割とこぶりなお城なのですぐ回れそうです。
中は刀などの展示があり、博物館のようになっているそうです。また私が行ったときは「チームラボ 広島城 光の祭」というものをやっていました。残念ながら夜は疲れてクタクタでライトアップを見れなかったのですが…。期間限定みたいなので(広島市内でたくさんポスターをみかけました)、行ける方はぜひ行ってみてくださいね。

縮景園

縮景園

縮景園

広島城からまたしても歩いて縮景園というところに行ってみました。最初は行く予定がなかったのですが、広島城の近くにあった地図に縮景園までの道が書かれていたので、それなら歩いて行ってみようということで歩いてみました。
隣は広島県立美術館で、美術館の中のレストランは縮景園を眺めながらイタリアンが食べられるみたいです。実はここでランチにしようと思っていたのですが人気のようで待ち時間が長く…今回は諦めました。
こちらも原爆により一度建物や樹木がすべて焼失してしまったそうですが、昭和の時代に復旧を進めながら開園したという経緯があるんだそうです。縮景園にもボランティアガイドさんがいらっしゃいます。この日は運良く梅が咲き始めたそうで、綺麗な梅林を見ることができました。
周りはビルばかりなのに、とっても静かで落ち着いた日本庭園で、途中ベンチもありゆっくり回って楽しむことができました。

お好み焼き

夜はお好み焼きを食べました。焼きそばやイカ天の入ったボリュームたっぷりなお好み焼きはとっても美味しかったです。でも食べすぎてしばらくお腹が痛くなりましたw
トッピングも色々あり、次の日も別のお好み焼き屋さんで食べたのですが、キムチ入りにしたところ旨辛という感じでとっても美味しかったですよ~。あと広島に着いて初めて知ったのですが、ベーシックなそば入りのお好み焼きだけではなく、なんとうどんを使ったお好み焼きもあるそうで、隣りに座っていた地元の方はうどん入りにされていました!(ちょっとお話をしたのですが、「いつもはそば入りなんだけどたま~にもちっとしたうどんにしたくなるんだよね~」っておっしゃってました)

宮島

宮島は最終日に訪れました。
広島駅からJRに乗り3両編成の電車で宮島口駅まで向かいます。宮島口駅からは地下道を通ってすぐのところにフェリー乗り場があります。フェリーではICカードが使えます。運賃は180円でした。
乗船してすぐに宮島に到着。着いていきなり鹿がのんびり歩いていたりと広島市内とは全然違う景色でちょっと驚きます。
フェリー乗り場からのんびり歩いて10分くらいで厳島神社に着きます。

宮島

宮島

宮島

宮島

島内はもみじまんじゅうや牡蠣の売店がずらりと並んでいます。できたてのもみじまんじゅうも頂けるので、私も1個できたてのもみじまんじゅうを食べて歩きました。
ちなみに私が行った日はロープウェイが運休でした(またしても)。なので厳島神社と島内をクルッと回るくらいでしたが、朝行って昼まで楽しめました。

おまけ 広島といえば熊野筆

(画像がちょっと斜め気味ですみません)
余談ですが、広島には広島筆センターという場所があり(本通り商店街の中にあります)、広島市内でも熊野筆を買うことができます。とにかく筆に関するものがたくさん揃っており、書道に使う筆はもちろん、絵を描くための筆、舞台メイクに使う筆(刷毛のようになっているもの)や化粧筆もありました。
有名な白鳳堂等は取扱がなかったと思いますが(白鳳堂は広島市内にある三越か確か熊野町の方まで行かないとなかったと思います)、広島駅等のお土産売り場とは違った品揃えでした。
私は絵を描くのが好きな妹にちょっとした絵筆をプレゼントしました。

出雲での記録

出雲大社までは広島市内から高速バスが出ており、出雲市駅行きの高速バスを利用して行ってきました。所要時間は3時間です。正直言って結構な長旅でしたが、途中雪景色が見られたり、のどかな景色をただのんびり眺めていました。

出雲市駅に到着してから出雲大社行きのバスに乗り換えて出雲大社に向かいました。この日の天気はなぜか天気予報が外れて雪でした。広島にいたときは曇りって言ってたのに~!!とにかく日本海側は寒かったです。冬の韓国旅行の一歩手前の格好で行きましたが、それでも寒かったです。

出雲大社

出雲大社はバスで正門前というところで降りてすぐ目の前にあります。

出雲大社は正直そこまで大きくありません。1時間くらいあれば回れるくらいの広さだと思います。伊勢神宮はとにかく広くて時間がかかりましたが、出雲大社はそこまで広くはなかったです。でも山奥にあり、すごく静かな場所で観光客も少なかったので(私が行った日は本当に少なかったです)、ゆったり回れました。
出雲大社は二礼四拍手一礼と他の神社と作法が違うようで(うっかり手前の小さな神社で知らずに二拍手してしまった私!)、拝殿と神楽殿ではしっかり二礼四拍手一礼で参拝しました。

途中おみくじを引いたり(出雲大社のおみくじは吉や凶といったことは書かれていませんでした)、御守りを購入しました。縁結びで有名な出雲大社なので御守りも縁結びのものがたくさんありました。
神楽殿の大きな注連縄も一部改装中?でしたがしっかり見れました。本当に大きかったです。本当に神話に出てきそうな山奥の静かな神社で雪が降る中寒かったけれど、すごく心が落ち着く、そんな場所でした。

名物 出雲そば

出雲の名物は蕎麦だそうで、出雲蕎麦を近くのお蕎麦屋さんで頂きました。

出雲のおそばは薬味をのせてつゆをかけて食べるスタイルだそうです。
お蕎麦も美味しかったですが、セットについてきたぜんざいもとっても美味しかった。出雲のおそばは味わい深く、薬味だけで味わいましたがとても美味しかったです。

お蕎麦を食べた後は稲佐の浜へ向かいました。

稲佐の浜

出雲大社からだと徒歩15分かかるかかからないかくらいの場所にあります。ちゃんと歩道があり、安全です。途中、日本の歌舞伎の祖でもある出雲阿国のお墓もあります。まっすぐ道なりに歩いていくと海が見えてきてすぐに弁天島が眼の前にドーンとありました。このあたりは夏になると海水浴場になるそうです。実際駐車スペースがちらほらあったので夏は人が多いのかも知れません。
またこの稲佐の浜は旧暦10月10日に、全国の八百万の神々をお迎えする浜なんだそうです。神様をお迎えする浜で海水浴ができるのがちょっとすごい…!(そういえば父の実家のあたりでも子供の頃遊びまくった海水浴場が秋祭りになると身を清めるために海に駆け込む場所になるというのをふと思い出しました)

弁天島は以前ははるか沖にあったそうですが、近年砂浜が広がった影響で島まで歩いていけるようになったそうです。私も実際島の周りをぐるりと回ってみましたが、波が島までくることはなく回れました。間近でみると本当にゴツゴツした岩でした。そして結構高いところに鳥居がありました。
雪の降る日本海は穏やかな広島の瀬戸内海と違い、波の音がザザ~っと聞こえてきて出雲の山と海の自然を感じられる場所でした。ここもとっても静かな場所でした。

おまけ スターバックス 出雲大社前店と日帰り温泉

おまけですが、出雲大社の前にはあのスターバックスがあり、こちらの店舗でしか買えないマグカップがあります。家族にあげてしまったのて今手元にあるのは赤だけなのですが、白・赤・緑の三色があり、どれもめのうをイメージしたマーブル模様でとても綺麗なんです。

出雲スタバマグカップ

店内も勾玉の形のテーブルがあったり、和風の造りでとてもおしゃれでした。また寒かったので温かいコーヒーで一息できたのが一番うれしかったです。

帰りの広島市内行きバスまで時間がちょっと余っていたので出雲市駅からすぐ近くの日帰り温泉施設の「らんぷの湯」で温まってきました。本当に駅から近く、ドーミーインの隣にあります。たまたま駅付近をぷらっと歩いていたときに温泉ののぼりを見つけて入ってみたのですが、新しくて綺麗な和風の建物でとっても綺麗で落ち着いた場所でした。
ただ正直お風呂は小さいですし(内風呂1つと露天に1人用の浴槽が3つ並んでいるだけ。あと小さなサウナがあります)、近所の日帰り温泉よりちょっと高かったけれど、温泉なのですっごく温まりました。フェイスタオルの販売とバスタオルの貸出もありますので手ぶらでも大丈夫です。マッサージを受けられる場所もありましたし、15分300円マッサージチェアもありました(お風呂上がりに私はこちらのマッサージチェアを利用しました)。
カウンターの方の接客がとても丁寧で、帰る際もわざわざお見送りをしてくださいました。心温まる接客応対にも感謝です。

広島&出雲旅行を振り返って

正直に言えばすごく疲れました。歩きすぎましたw毎日2万歩歩いていたみたいで、家に帰ってからも足の筋肉痛がなかなか治りませんでした。帰ってきてからもお土産を送ったり渡したりと忙しかったので休みが殆どない状況で、まだ疲れが完全に取れていませんが、その分しっかり楽しめた旅でした。また寒い時期での旅行だったので寒さ対策はしっかりしたものの出雲の寒さは予想以上でした!(現地の方いわく、その日がたまたま寒かっただけのようです)
今回広島も出雲も初めて訪れましたが、どちらもとても印象深い旅でした。
特に前々から行ってみたかった山陰側はアクセスが悪く、なかなか行く機会がありませんでしたが、今回初めて訪れることができて本当に良かったなと思います。正直ちょっとしんどかった広島から3時間のバスの旅もいい思い出です(帰りのバスはほとんど寝ていましたが)。
広島も出雲も本当にいいところでした。また行きたい、と思える場所でした。

また実は今回買ったばかりのカメラで旅の途中でトラブルが発生してしまい、今回あまり撮影ができませんでした。帰ってきてすぐにメンテナンスに出しましたが、あまりいい写真がないのがちょっと残念。あとはたまたま改修中等で入れない場所が数多く合ったのもちょっと残念だったかな(まぁこればかりは運がなかったというしかないのかも)
でも出雲大社や宮島の厳島神社でしっかりお参りをしてきたので、今年も健康で良い年で過ごせたらいいなと思っています。

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