Okinawa 2022.11

新年あけましておめでとうございます。
実は2022年内にUPしたかったのですが、書きたいことがあまりに多すぎたことと、時間をかけすぎたことで年明けになってしまいましたが、昨年11月末から12月初旬まで沖縄旅行に行った記事になります。

今回の沖縄は全国旅行支援を利用しました。
予約したのは確か11月に入ってすぐの時期に取りました。予約を取る1週間くらい前に海外に住む妹が3ヶ月間の一時帰国で帰ってきたので何となくノリで妹と「沖縄に行くか~」という感じでw沖縄に行きました。

当時は自治体ごとの予算の関係で早期終了しているところも多かったのですが、沖縄県が全国旅行支援の適用が可能だったので航空券とホテルのパッケージを楽天トラベルで予約。
ホテルはリゾートホテルとかオーシャンビュー等にこだわりがなかったことと、目的が沖縄本島をひたすら巡るという目的だったため那覇市中心部のホテルに4泊しました。

実は、わたし10月にも全国旅行支援を利用していました。
当時は全国旅行支援を利用するにあたって、旅行支援を使える人と使えない人が出てしまっていたり、世論的にも全国旅行支援が批判されていて、あまり良い雰囲気ではなかったのでブログの記事にもInstagramにも上げていなかったのですが…実は全国旅行支援を使うのは3回目です。

ちなみに10月の旅行についてですが、旅行支援の話すら無かった時期に、前々から決まっていた関西にいる親戚訪問を兼ねて京都と奈良に行く予約を取っていました。
そして旅行支援がわたしの親戚訪問の日程で利用できることや既存予約でも申請可能となっていたため(もともと楽天トラベルで予約していた)、初めての全国旅行支援は全国旅行支援始まってすぐに京都府と兵庫県の全国旅行支援を利用しました。

コロナの影響が全くないというわけではなかったのですが、妹の一時帰国もあり、今回は久しぶりに妹とふたり旅を楽しめました。

今回の沖縄旅行のプラン

今回の沖縄旅行のプラン

決めたのも出発の1ヶ月前を切っている状態だったので、綿密にプランは立てる余裕はありませんでした。
とりあえずフライトは朝7時前の那覇空港行き、帰りは昼過ぎの便、ホテルは那覇市中心部だったので、適当にその間の時間に行けそうなところをガイドブックを見ながら適当に埋めていく感じで、出発の1日前になって大雑把なプランを立てましたw

妹がせっかく行くなら沖縄本島全部回りたい!という希望だったので、できる限り沖縄の全域を回れるように日程を中心部、北部、南部と分けて回る予定でスケジュールを組みました。
わたしの希望が何が何でも沖縄北部のやんばるに行きたい!だったので那覇市内から時間のかかる沖縄のやんばるは現地のバスツアーを予約しました。

それ以外はほぼ決めていなかったのですが、決めていなかったからこそ急なスケジュール変更にも対応できたかな、と思います。(詳細は後述)

今回、妹とバスツアーやレンタカーを乗り回して訪れた沖縄本島(ほぼ全域!)を地域ごとにレポートしていきます。

初日:沖縄中心部 – 那覇 –

わたしたちはホテルにこだわりがなかったことと、オーシャンビューやリゾートホテルだと沖縄本島全部を回るにはちょっと不便だったので、滞在地は県庁所在地の那覇市中心部を選びました。いわゆる国際通りから徒歩で行ける範囲内のホテルです。

早朝のフライトで那覇空港に到着したあとはレンタカーを借りず(到着時、レンタカーの送迎バスはとんでもない混雑でずっと何本もバスを待ち続ける羽目になっていたと思います…)荷物だけホテルに送って、那覇空港から路線バスに乗って沖縄南部にあるアウトレットモール・あしびなーへ向かいました。

Tips☆ 到着時に手ぶら観光できる当日配送サービスが便利!
沖縄の那覇空港からホテルまでの荷物を¥1,000で配送してくれるサービスを利用しました。
今回わたしが利用した配送サービスはAirPorterの当日配送サービスです。事前予約が必要な配送サービスですが、簡単にWEBやLINEからも予約できて、ちゃんと発送時と到着時にメールで通知が来るので安心して利用できました。
今回はフライトが昼過ぎの便だったため利用していませんが、ホテル→那覇空港の配送サービスもあります。
大型のスーツケースでも¥1,000でお値段も良心的。

到着時の利用の場合、一旦エスカレーターで出発ロビーに上がり、Before U GOのカウンターまで行かなくてはなりませんが、事前予約をしてあるので手続きにかかる時間はほとんどありませんでした。
手続内容もそんなに時間がかかるものではなく荷物につけるタグに受付番号・名前・ホテル名を書くだけなので、事前予約ができるAirPorterが便利でした。次回もまた利用しようと思っています。

※到着ロビー内にはクロネコヤマトの当日配送サービスもありました。

アウトレットモール あしびなー

飛行機が着陸した時は雨が降っていましたが、空港から出た頃には雨が止んでいました。
気温はこのとき既に25℃を超えていてかなり蒸し暑かったので、バスに乗る前に上着は全部脱ぐことに。(長袖カットソー一枚にしましたが、それでもかなり暑かった)

那覇空港から95番の路線バスに乗って、沖縄アウトレットモールあしびなーへ。
あしびなー行きの路線バスは時間帯によりますが、1時間に1~2本あるので手荷物の配送サービスのあと、空港のバス停前で20分ほど待って乗車しました。(時間がちょっとあったので到着ロビー内のローソンでさんぴん茶を購入し、早速沖縄を満喫w)

あしびなーは沖縄県南部の沖縄県豊見城市にあるおそらく沖縄で唯一のアウトレットモール。那覇空港から大体30分ほどで到着しました。

Tips☆ 沖縄のバスに乗る前にしっかり両替を!
沖縄のバスはSuicaやIcocaといった全国共通の交通系電子マネーは使えません。
観光客の場合は基本的に現金での支払いになりますので、事前に両替を。
1,000円札であればバス車内で降りる際に両替ができますが、5,000円以上の高額紙幣は使えませんので、高額紙幣は基本的に崩しておくのがオススメです。

本土のアウトレットモールは三井アウトレットパークとプレミアムアウトレットという二大勢力で成り立っていますが、あしびなーは沖縄らしく独自路線で大和ハウスグループが運営しています。
そういえばダイワロイネットホテルズに泊まったとき、沖縄のダイワロイネットホテルだけでなくあしびなーの紹介ポスターがあったのはそういうことか、と今になって知りました。

あしびなー、という名称は古くから沖縄で「遊ぶ庭」として使われている言葉からとられたそうで、アウトレットモールあしびなーは現代の「遊ぶ庭」を再現しているそうです。

沖縄に行くたびにこちらのアウトレットモールに行ってたのですが、今回5年以上ぶりにあしびなーに行きました。
5年前にあしびなーに来たときには御殿場にもなかったVivienne Westwoodのダブルフェイスの時計がアウトレット価格で半額で売られていて衝動買いしました。(今も大事に持っています)

アウトレットモール あしびなー

5年以上ぶりに訪れたあしびなーですが、なんと今年で開業20周年!
あいにくの曇天でしたが、雨がざっと降ることもなく、のんびりアウトレットモール内を散策。雨が降っても屋根があるので、天候に左右されず買い物できるのはアウトレットモールのいいところだと思います。
ただコロナの影響なのか撤退した店舗が多く、空きテナントがかなり多め…。
空きテナントのドアには閉店しましたの張り紙が貼ってあるのですが、かなりの数の店舗が撤退しているようで、一部の区画はお店が全くないところも。

こんな状況下でもVivienne Westwoodの店舗はまだあったので、Vivienne Westwoodに立ち寄りました。沖縄なのに超厚手のコートや手袋、マフラーといった冬物が多くあってちょっとびっくりw
今回洋服を買いに来たわけでもなかったのですが、レギンスが半額で売られていたのでレギンスを1点購入しました。

アウトレットモール自体もあまりお客さんがいなくて、基本どこのテナントに入ってもわたしたちしかお客さんがいないという状態。
平日の昼間だったこともあるのかもしれませんが(あと冬服の需要が沖縄はなさそうな…)、数年前と比べると人が減ってしまっているように感じました。

近隣にイーアスができたので、現地の方にとってはお買い物しやすくなったようですが、観光客はあまりいませんでした。

アウトレットモールでのんびりお買い物と散策をしたあとはお昼ごはん。
沖縄発の安くステーキがいただける、話題の「やっぱりステーキ」に行ってきました。
サラダ(マカロニサラダとキャベツの2種類)とご飯(白飯と黒米の2種類)がブッフェ形式で食べ放題!さらに、調味料やドレッシングは種類豊富で沖縄らしいシークワーサーのドレッシングや島とうがらしのものもあってびっくり!何より驚いたのがステーキの価格が安い!やっぱりステーキの代表メニューであるミスジステーキはなんと100gで¥1,000です。

違う意味で話題のいきなりステーキとは全然違う…!お肉もすごく美味しくて、肉好きなわたしと妹は200gをガッツリ頂きました。
やっぱりステーキにハマって、翌日には国際通り店にも行きました(笑)さらに東京の神田にあるやっぱりステーキにも行きましたww

ご飯を食べたあとは那覇市中心部へ向かうため、アウトレットモールあしびなーのバス停から那覇市中心部へ向かうバスに乗って、ホテルにチェックインしました。

味と踊りの竜宮城うらしま

ホテルにチェックインしたあとは、近くのサンエー(沖縄のご当地スーパー)で水やお茶、ちょっとしたお菓子を買って少し休憩。チェックイン時に全国旅行支援のクーポンを頂いたのですが、平日だったこともあり¥3,000×4泊で¥12,000分もついてきました!

味と踊りの竜宮城うらしま

夜はホテルからも歩いていける、琉球舞踊と琉球料理が楽しめる味と踊りの竜宮城うらしまに行ってきました。国際通りには島唄ライブを聴きながら食事ができるお店も結構多くあるのだけど、琉球舞踊を楽しみながら食事ができるお店は那覇市内でも数店舗しかありませんでした。

その中でもステージが正面にあって見やすそう、お料理も和食と琉球料理を楽しめるということで味と踊りの竜宮城うらしまが良さそう、ということで事前にネットで予約して行きました。

味と踊りのうらしま

琉球舞踊は第一部 19:00〜19:30、第二部 20:00〜20:30で第一部と第二部の内容は異なるそうだったので、18:30から予約を取りました。
実際に店舗にいくと、既に半分以上の客席が埋まっている状況でしたが、琉球舞踊を楽しみながら食事をするのであれば18:30頃がおすすめです。

味と踊りの竜宮城うらしま

琉球王朝時代から継承されている琉球舞踊。今では重要無形文化財にも指定されています。
普段あまり舞台とかをみることがないわたし…日本舞踊もよくわかっていない(友達が日本舞踊の資格を持っていて一度観に行ったくらいかな…?あとは数年前の宝塚で松本悠里さんの美しい日本舞踊を観たきり)のに琉球舞踊なんて観てわかるものなのかな?と不安な気持ちもありましたが、ちゃんと客席に演目と解説が書かれたプログラムが配布されているので、ご安心を。

味と踊りの竜宮城うらしま

今回わたしたちが選んだコースは全10品の和食と琉球料理の和琉会席の梯梧(でいご) ¥3,850。
他にも有頭海老雲丹焼きやジーマミー豆腐のある全12品の¥5,500のコースや琉球料理のみのコースもあります。
わたしたちは沖縄に着いて間食もするだろうと思い、10品のコースにしたのですが、10品でもかなりお腹いっぱいになりました。やっぱりステーキで200gと国際通りでブルーシールのパフェアイスを食べたせいですね…w

味と踊りの竜宮城うらしま

琉球舞踊は第一部5曲、第二部5曲ずつ行われます。
特に印象に残った演目は「四つ竹」という演目。手に琉球古典舞踊の小道具として用いるられる楽器である四つ竹(よつだけ)を打ち鳴らして踊る琉球古典舞踊です。

華やかな花笠をかぶり、鮮やかな衣装に合わせて踊る姿は本当に美しいです。
沖縄らしい三線の音色と四つ竹の音がすごくマッチしていて、沖縄の音楽と踊りは本土のものとはやっぱり違うんだなと実感しました。

味と踊りの竜宮城うらしま

琉球舞踊を観るのに夢中で料理の写真の撮り忘れや急いで撮っていたのもあって、あまりいい写真ではないのだけど、メインのお料理は天ぷら。
揚げたてでサクッとした天ぷらで美味しくいただきました。沖縄の天ぷらって本来は衣にも味がついている独自の天ぷら文化があるのだけど、こちらはいわゆる普通の和食の天ぷらでした。

うらしまの公式サイトによると琉球料理のコースには沖縄天ぷらのメニューもあるそう。
コースに追加して、単品でも琉球料理をオーダーすることが可能です。(テーブルにドリンクメニューと追加の単品メニュー表もあります)

味と踊りの竜宮城うらしま

第一部終了後、前方の席が空いたのでよければ、第二部を前方の席でご覧になりませんか?とテーブル担当の方にお声をかけていただき、前方の席に移動させていただきました。

こちらの画像は「貫花」という演目のもの。
南国らしい踊り手さんの首にかけられているレイは「貫花」(ぬちばな)と呼ばれているそうで、沖縄らしい花飾りと軽快な踊りでかなり印象に残っています。

踊り手さんは皆様、ライトにしっかり当たっているためメイクは舞台メイクなのですが、踊り手さんのお顔を拝見すると、沖縄の方らしい目鼻立ちがクッキリとしたお顔なんですよね。
あのクッキリとした目鼻立ち、すごく羨ましいです…。

味と踊りの竜宮城うらしま

最後のデザートはパイナップル。沖縄といえばパイナップルの生産も有名ですよね。沖縄北部の土壌がパイナップルの栽培に適していることから、沖縄では盛んにパイナップルの生産が行われているんだそうです。(2日目のバスガイドさんが教えてくれました)
温かいさんぴん茶と一緒にいただきました。

味と踊りの竜宮城うらしまでは公式サイトからの予約だとコース料理が¥300引きになります。
予約確定の返信もとても早く、国際通りや旭橋からも徒歩で5~10分ほどで行ける場所なので、ぜひ一度華やかな琉球舞踊を楽しんでほしいです。

お料理もとても美味しく、接客応対や気配りも素晴らしいです。夜はガヤガヤした国際通りではなく、ゆっくり食事をしながら沖縄らしい舞踊を観賞したい、という方には本当におすすめ。沖縄を実感できるレストランです。
実際に最後に関西からいらっしゃったという観光客の方に話しかけられたのですが(わたし自身関西出身だったのでちょっと話が盛り上がった)、なんと毎回沖縄に来るたびにこちらのうらしまを予約しているリピーターさんでした!(もううらしまには何回も来てるんよ~!とのことw)
演目はその日によって変わるとのことだったので、また違う琉球舞踊を観賞したいなと思っているのでわたしもリピーターになりそうです。

またステージに上がっている踊り手の方は沖縄の地方紙である琉球新報社の琉球古典芸能コンクールにおいて、新人賞以上を獲得した優れた踊り手の方にのみステージに立っていただいているそうで、元気な若い女性の踊り手さんもいらっしゃいました。

沖縄出身の友人から聞いたことがあるのですが、沖縄では琉球文化の伝統を継承する若い人たちのために沖縄県立大学の中に琉球芸能専攻があり、三線奏者や琉球舞踊の伝統の継承や育成もしているんだそうです。
その方たちの舞台や公演は沖縄県内の小さな離島でも行われていて地元の方々からもすごく人気があると言っていました。

本土に住んでいるわたしは琉球舞踊を観る機会がなかったのだけど、実際にステージで生き生きとした琉球舞踊を観て、すごく楽しめました。
わたしの妹は「すごく明るい日本舞踊だね」と言っていましたが、着物も沖縄らしい赤やオレンジ、黄色のパッと明るい色のものが多く、やはり本土とは違う独特の世界観があるな、と感じました。

味と踊りの竜宮城うらしま 公式サイト

2日目 沖縄北部 – やんばる –

オクマビーチ

ずーっと前から行きたいと思っていた沖縄北部のやんばる。
今回はジャンボツアーズのCコース「やんばる国立公園自然満喫コース」の現地ツアーに参加しました。現地のツアーの日帰りツアーでも全国旅行支援の対象になるそうで、ツアー料金が40%オフ&クーポンもついていました。

ガイドさんのわかりやすい説明もあり、沖縄北部のやんばるを満喫できるツアーで、とにかく楽しかった!沖縄北部というと美ら海水族館の方に多くの方が行かれると思いますが、わたしはこのやんばるがオススメ!ツアーで効率よく回れるので、ジャンボツアーズのツアーは超オススメです。

東村 ふれあいヒルギ公園

東村 ふれあいヒルギ公園

最初に訪れた場所は沖縄北部で最も人口が少ない東村にある、ふれあいヒルギ公園。本島最大級のマングローブ林「慶佐次ヒルギ公園」を散策しました。
マングローブというと、有名なのは西表島が有名(わたし自身も過去に行ったことがあります)が、沖縄本島にもマングローブ林があり、カヌー体験や散策ができる場所があるというのは今回初めて知りました。

こちらでは東村の地元ネイチャーガイドさんから、マングローブの生態や生き物などを学びながらやんばるの自然を体験しました。

東村 ふれあいヒルギ公園

遊歩道が整備されているので、年配の方でも安心して歩けます。
下を覗くと、マングローブ林の木の根元に小さなカニ(シオマネキ)がちょこっと顔を出しています。真水と海水が混じりあう「汽水域」に植物があり生態系を築いていること、木の根元にカニがいるマングローブ林ってやっぱり不思議。

東村 ふれあいヒルギ公園

今回はツアー参加だったため、散策のみでしたが、カヌー体験もこちらの東村ふれあいヒルギ公園でできるそうです。
やんばるの自然の中をカヌーでゆっくりと回れるのも楽しそう。次はカヌー体験もしてみたいな。

国頭村 国頭港食堂

国頭村 国頭港食堂

こちらのツアーはランチ付きのツアーなので、途中国頭村にある国頭港食堂でランチを頂きました。

かなりボリュームのあるランチでお刺身と地魚フライの定食を頂きました。ホテルで朝食をあまりとらないので、ランチは全部残さずいただきました。
サクサクのフライと新鮮なお刺身でとっても美味しかったです。

また食堂の前は海に面しているので、青い海を眺めながらランチをいただけます。

国頭港食堂

食堂の庭のようなところには、ベンチとテーブル、そして大きな木にブランコもあります。(食堂の敷地内だそうで、食後はこちらでのんびり写真を撮ってました)

景色がとにかく最高。妹とここにまた来たいと話しながらブランコに乗ってましたw
InstagramのストーリーにちょこっとUPしたのだけど、ブランコに乗って海を眺めるってすごく贅沢な楽しみ方をしているなぁなんて思ったり。

国頭村 国頭港食堂

国頭港食堂のすぐ隣はビーチ。場所的にオクマビーチに近いので、海が本当に綺麗。
白い砂浜と青い海、まさに沖縄。那覇よりも沖縄北部の海のほうがより青く、透明です。

国頭村 国頭港食堂

この日の気温、なんと11月末なのに最高気温が29℃もあり、ものすごく暑かったです。でもお天気に恵まれていたのは良かったかな。今回参加したやんばるツアーは屋外の施設や名所に行くツアーだったのでお天気が良くて本当に良かったです。海の青さもすごく映えます。
あまりの暑さに海に飛び込みたい気分でしたが、まだまだやんばるツアーは続きます。

沖縄本島最北端 辺戸岬

辺戸岬

ランチを終えて、ビーチ付近で写真を撮りまくったあとは沖縄最北端の辺戸岬へ向かいました。
写真では少しわかりにくいのですが、うっすらと平らな鹿児島県にある与論島を見ることができます。
断崖絶壁の場所から眺める青い海は本当に綺麗でした。

辺戸岬

崖に打ち寄せる荒波も青く、とても綺麗。
辺戸岬は小さな休憩所と展望台があるくらいですが、この景色の美しさはここに来ないとみることができないので、本当に沖縄の端っこまで来て良かったと思える場所でした。

辺戸岬

この日はとても気温が高かったので(最高気温29℃)、自販機で沖縄限定のシークワーサー味のファンタを購入。これがまたファンタにしてはさっぱりした味でとても美味しい!辺戸岬の風を感じながら、景色と沖縄限定ファンタを堪能できました。

大石林山

大石林山

辺戸岬のあとは辺戸岬からほど近い、大石林山のトレッキング。
大石林山は海の中で形成された石灰岩が、地殻変動によって地表に出てきた山。世界最北の熱帯カルスト地形で、さまざまな奇岩巨石が見られます。

トレッキングといっても本格的なものではなく、誰でも参加できるお手軽なトレッキングです。
またバリアフリーコースもあるので年配の方や車いすの方でもゆっくり回れる(ちゃんとしたデッキが整備されています)コースもあります。

大石林山

今回参加したツアーでは全員が奇岩・巨石コースに参加しました。
こちらの大石林山はやんばる国立公園内にあるので、自然豊か。大きなカジュマルの樹や、変わった形の巨岩をいくつもみることができます。

ヤンバルクイナも生息しているそうですが、野生のヤンバルクイナは警戒心が強く、人がいるとすぐ茂みに隠れてしまうため、こちらの施設のスタッフさんでも滅多に見ることができないそうです。

Okinawa 2022.11

大石林山の美ら海展望台からの景色。山の中の展望台なので、高さがあり、やんばるの森と海が一望できます。

トレッキング自体は大体40分程度で、最後に精気小屋という休憩所(売店)でシークワーサードリンクを頂きました。
気温が高い中でのトレッキングで汗ダラダラでしたが、シークワーサードリンクでサッパリ!海だけじゃなく山も体験できて本当に楽しい!バスの駐車場に行く途中ではシークワーサーの樹があり、ガイドさんがここに小さい実がなってるよ~と教えて下さいました。

わたしも妹もさっぱりしたシークワーサーが大好きなので、沖縄滞在中は毎日シークワーサー、帰るときにもシークワーサードリンクとシークワーサーポン酢を買って帰りましたw

ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森

ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森

やんばると聞くと必ず思い起こすのが沖縄のやんばるの固有種である「ヤンバルクイナ」。野生のヤンバルクイナはかなり警戒心が強く、人や車が通るとスッと茂みに隠れてしまうのですが、ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森では貴重なヤンバルクイナを観察することができます。

大石林山をあとにして向かった先はクイナの森。バス車内でヤンバルクイナについてのDVDを観賞したのですが、観光客が増えたこともあり、猛スピードで走る車にひかれて交通事故に遭ってしまうヤンバルクイナが多いそうです。(ヤンバルクイナの交通事故はかなり問題になっているそうです…)
ヤンバルクイナだけでなく自然豊かな森の環境保護のためにも、特に東海岸側の県道70号線及びやんばる東西を横断する県道2号線はやんばるの生き物たちが路上から確認されることの多いエリアですので、特に注意をしながらスピードを落として走行をするよう心がけましょう。

ツアー参加時に頂いたパンフレットにや、やんばる国立公園内の施設の公式サイトや観光案内所でもアナウンスされており、観光客の方々にもっと周知してもらいたいとのこと。
もしこれからやんばるへ行く予定があるという方、行こうと思っているという方は、車のスピードをかなり落として走行してくださいね。
実際車の通りは非常に少なく(ちなみに携帯電話各社の電波も入りにくい)、スピードを出しがちになるそうなので、ゆっくり走りましょう。

Attention! ヤンバルクイナの交通事故を目撃した場合
もし交通事故に遭ったヤンバルクイナを見かけたら、すぐに下記へ連絡をお願いします。
☎0980-50-1025、090-6862-9170(環境省やんばる野生生物保護センター)
☎090-6857-8917(クイナダイヤル、NPO法人どうぶつたちの病院)
ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森

クイナの森で出会ったのは、こちらの施設では2代目になる雄の「クー太」くん。
先代の雌のキョンキョンは、高齢であることと病気が見つかったため引退し、環境省のヤンバルクイナ保護施設にて余生を過ごしているそうです。

クー太くんは、年齢は5歳だったかな?ブース内の解説員の方によると、保護された個体の中でもオーディションで厳選して選ばれたアイドルのクー太くん。
ヤンバルクイナの平均寿命や繁殖期についてはまだわからないことだらけだそうですが、おそらくクー太くんは人間で言えば若者で今が一番輝いているときなのですが、アイドルなので恋愛禁止(笑)で施設でみなさんに会えるアイドルとしてのお仕事が最優先されているそう。

ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森

クー太くん、アイドルすぎるw
クー太くんはとっても好奇心旺盛でブース内の解説員さんが「クー太~おいでー」とブースの壁をトントンと指で音を鳴らすと駆け寄ってきたり、施設育ちなこともありとてもサービス精神旺盛。

しかしそんなクー太くんですが、最近ちょっと太り過ぎてしまったそうで、現在ダイエット中。1時間毎に落ちてくる餌の粒が減らされてしまったそうです。
バスツアーのガイドさんも、クー太くんは施設育ちのお坊ちゃんなので野生のヤンバルクイナと比べるとちょっと丸く、脚もちょっと細いそうです。

またちょうどわたしたちが訪れた時間帯に餌が落ちてくるタイミングだったのですが、餌はまだかと餌が落ちてくるポイントをウロウロしたり、餌が落ちてくるとびっくりするほど早いスピードで駆けだしていて、ガラス越しで観ていたわたしも「えっ、早っw」と笑ってしまいました。
ブース内の解説員さんによると、飛べない鳥だけど、走るスピードは早く、時速40kmの速さで走っているそうです。

ヤンバルクイナを見るのはもちろん今回が初めてなのですが、実際に見てみると思ったよりも脚が長くガッシリしていて、大きさ的に鳩ぐらいの大きさくらい、でもクー太くんはちょっと丸っこくてかわいかったです。
保護施設内のガラス越しではありますが、ヤンバルクイナ界のアイドルのクー太くん、ブースで元気よく過ごしていました。

道の駅おおぎみ やんばるの森 ビジターセンター

道の駅おおぎみ やんばるの森 ビジターセンター

かわいいヤンバルクイナのアイドル クー太くんとお別れしたあとは、最後の目的地である大宜味村にあるビジターセンターへ向かいました。

こちらのビジターセンターは2020年にオープンしたばかりの比較的新しい施設。ドームシアターや道の駅、レストラン、展望デッキ等があり充実しています。
展望デッキからは青い海。周りは静かな森ですが、海と森と山、自然いっぱいのやんばるを体感できる場所です。

今回ツアーに含まれている、360°のドームシアターでやんばるの自然の映像を寝っ転がって(ちゃんと枕があり、各回ごとに清掃が行われています)観ることができました。

道の駅おおぎみ やんばるの森 ビジターセンター

こちらは道の駅と隣接しているので、道の駅でもちょっぴりお買い物を楽しめました。

今回ガイドさんに特にオススメ!として教えていただいた、沖縄のハーブ石けんを購入。1個¥500でしたが、一旦泡立てネットでもこもこにしてからパックするように顔において、その後に洗顔するのがおすすめだそう。

こちらはまだ使っていませんが、調べたところ沖縄ご当地の石けんらしく、沖縄在住の方にとってはよく見かける石けんだそうです。
香料・着色料・防腐剤は一切使用せず、100%植物原料と一個に100gのハーブを凝縮し練り込んだ石けん。
ハーブ石けんという名前だけど、ハーブの香りはほぼないらしく、ややさっぱりとした石けんだそうです。
わたしは乾燥肌なので、今の時期はちょっとさっぱりめのものは使えないのだけど、暖かくなってきたら使ってみようかなと思っています。

また道の駅はお土産品だけでなく、ご当地のものもたくさんあり、シークワーサーの濃縮ドリンクやゴーヤチップス等をこちらで全国旅行支援のクーポンを使ってお買い物。
結構いいものがたくさんあって、楽しかったです。

効率よくやんばるを満喫!やんばるに行くなら絶対ツアーがおすすめ!

改めて沖縄5日間の旅を思い返すと、一番印象に残ったのがこちらのやんばるツアーでした。

沖縄の海、森、山といった自然を1日かけて全部満喫できるので、本当に効率よく回れたのと、土地勘がないと行きづらい名所にもたくさん行けたので、ツアーにして大正解でした。多分何も考えずレンタカーで行ったとしたら、こんなに効率よく回れなかったと思います。それにすごく疲れたと思う…。

ツアーでは個人ではちょっと行きにくい沖縄の北端までしっかり回れるので、本当に充実したツアーでした。
ガイドさんは関東圏から移住された方で、色々とおすすめポイントや説明もしっかりしてくださって、すごく勉強にもなったし、何よりやんばるの本当にいいところを全部ツアーを通して知ることができて本当に楽しかったです。
妹は最初「え~沖縄行くのに海じゃなくて山とか森のほういくの?」と言っていましたが、トレッキングやヤンバルクイナのあたりでは「いや~沖縄の自然ってすごいね。海だけじゃないね」と言って喜んでいました。

ツアーを通して、世界遺産候補地となっているやんばるのこれからについてや、自然保護について真面目なお話もたくさん聞けてすごく充実したツアーでした。
やんばるへ行くツアーを催行しているジャンボツアーズさん、オススメです!
こちらのやんばるツアーは出発地によって催行している曜日が異なりますので、ツアー詳細を必ずご確認くださいね。

HipHop Bus ジャンボツアーズ 公式サイト

3日目 沖縄南部 – ひめゆりの塔・平和祈念公園 –

沖縄南部 - ひめゆりの塔・平和祈念公園 -

3日目は妹もわたしも楽しみにしていた慶良間諸島のシュノーケリングの予定でしたが、前日のやんばるツアーの最中(電波が入らない地域をバスで移動していたため、留守電がはいっていた)に、明日は前線が通過する見込みで強風のため船が欠航になる可能性が高いという連絡が…。

結果的に船が欠航で泣く泣くキャンセルせざるを得なくなってしまい、いきなり丸一日予定が空いてしまいました。
ちなみに沖縄に来て天候不良でマリンスポーツができなくなったのはこれで3回目。前回は石垣島の台風接近でした…(天気は良かったけど波が高かった)
こればかりは運がないというか…さすがにガッカリ。日程を変更することも考えましたがもう既に4日目はレンタカーを手配済みだったので今回は沖縄に来たのにマリンスポーツは無し。
ちなみにこの日から帰る日まで天気はやや曇りで、風が若干強い日が続いていました。多分この日以降、しばらくは那覇近郊ではシュノーケリングはどこもできなかったのではないか、と思います。

急なキャンセルで一日空いてしまい、どうしたものかと悩みました。
そこで妹がiPadに入れた沖縄のガイドブックをチェックしながら「昨日は沖縄の北、明日も沖縄の北にいくから沖縄の南部に行こう。なんかあるでしょ」と言い出しました。

沖縄南部といえば、有名なのが平和祈念公園とひめゆりの塔。
実はわたしも妹も修学旅行先が沖縄ではなかったため(2人とも修学旅行の行き先は海外だった)、それなら沖縄の修学旅行の定番の平和祈念公園とひめゆりにいってみようか?ということで行くことに。

その場でiPadやスマホで那覇からひめゆりの塔と平和祈念公園へ行く経路を調べて、公共交通機関を利用していくことにしました。

平和祈念公園

平和祈念公園

旭橋の那覇バスターミナルから糸満バスターミナル行きに乗車し、糸満バスターミナルから平和祈念公園へ向かいました。
旭橋まではホテルから徒歩で15分ほど(ゆいレールが通勤ラッシュで東京を超える混雑だったので避けた)で到着。
那覇バスターミナルでは糸満バスターミナル行きの番号を事前に調べておいたので、糸満バスターミナル行きのバス番号の書かれたバス停を探し、バス停の前で時刻表を確認してバスが来るまで待つことに。そして10分ほどで糸満バスターミナル行きが来ました。

終点の糸満バスターミナルまで1時間くらいのんびり乗車し、糸満バスターミナルに到着。ターミナルというより、田舎のバスの営業所(終点地)という感じで回りは特に何もなく、ちょっと先に港があって海が見えました。

糸満バスターミナルのベンチで平和祈念公園やひめゆりの塔に行くバスを20分ほど待って(その間に帰りのバスを調べたり、時刻表を確認した)、最初に平和祈念公園へ向かいました。

平和祈念公園のバス停についてびっくり。めちゃくちゃ平和祈念公園って広いw
そもそも行く予定がなく、何の下調べもせずに来たので、着いてとっても大きな公園だとわかりちょっとびっくり。

まずは国立沖縄戦没者墓苑をまわり、その後各都道府県の慰霊塔へ向かいました。

平和祈念公園

ルーツのある兵庫県の慰霊塔へ向かいました。

各都道府県ごと、と書きましたが正確には平和祈念公園内の霊域参道にあるのは32府県。北海道や東京、山梨ほかの14府県は平和祈念公園内ではなく、糸満市内の別の場所に慰霊塔や慰霊碑があります。
各都道府県ごとに塔のデザインが違っていて、静岡はご当地らしい富士山が描かれていました。

平和祈念公園

毎年6月23日の慰霊の日にTV中継等で必ず映し出される平和の礎(いしじ)。
礎はいしずえと読むのが普通なのですが、沖縄の言葉では「いしじ」と読みます(沖縄の言葉では短母音のeが使われずiになるため)

刻銘碑には沖縄戦で亡くなられた、一人ひとりのお名前が刻まれています。
国外の台湾、韓国の方も刻まれており、国籍を問わず、また、軍人、民間人の別なく、全ての戦没者の氏名を刻んで、永久に残すためだそうです。

沖縄県平和祈念資料館

平和祈念公園

平和の広場を通り、沖縄県平和祈念資料館へ向かいました。常設展示室観覧料は¥300です。
ちょうどこれから改修工事に入るそうで、一部覆いがされています。後で知ったのですが、2022年12月1日(木) ~ 2023年 4月30日(日)まで改修工事による臨時閉館するそうで、この日まさに11月30日でギリギリだったことがわかりました。

記事を書いている現在では館内改修工事に伴う「臨時閉館中」です。2023年4月30日までかかるので、ギリギリに行けて運が良かったです。

平和祈念資料館内は情報ライブラリーや会議室、ホール等がありかなり奥行きのある資料館。この日は修学旅行生が多く(後で知ったけど、その日が臨時閉館前の最終営業日だったのもあるのかも知れません)、資料館のメインでもある常設展示室はかなり混んでいました。
9割近くが修学旅行生でいっぱいの常設展示室でゆっくりと見て回ることはちょっと難しかったのだけど、展示がわかりやすく、とても勉強になりました。

まずは明治政府から琉球王府に対して行った「琉球処分」により、沖縄が「日本化」していく時代、そして沖縄戦に至るまでを時系列に沿って展示されています。

そして沖縄戦が始まり、「鉄の暴風」ともいわれる沖縄の風景を一変させた、3ヶ月にも渡る攻撃。そのときの映像や遺品、資料はどれも沖縄戦の悲惨さを物語るものでした…。
また避難民のガマでの生活の様子も実際に洞窟のようなガマを再現した場所に入って展示がみられますが、前にいた修学旅行生の女の子は「無理、怖い」といってすぐに出てきていました。
ガマの中の再現度が高く、本当に薄暗いガマの中の避難民の暮らしの展示はかなり心に来るものがありました。

そして沖縄戦の証言を残した展示。
当時小学生や中学生だった子どもたちが残した作文や証言映像は、実際に体験した人たちの思いが強く残っているものばかりでした。

最後は戦後の時代の展示になり、米軍による統治下の沖縄の街を再現した展示、日本への復帰までの歩み、そして本土復帰後から現在に至るまでの平和への祈りと時系列に沿って展示が変わっていきます。
戦争が残した爪痕は大きく、本土復帰までの沖縄の人々の暮らしや政府の動きを展示を通して知ることができました。

今まで広島や長崎の原爆資料館や平和祈念の場所に行ったことがあるのだけど、広島や長崎の資料館は違う点はまず「沖縄」という場所の歴史からしっかり学べる施設だという点だと思います。
琉球処分による日本化、長く続いた悲惨な沖縄戦、米軍による統治下、本土復帰までの長い時間を時系列に沿ってしっかり伝えているのは、きっと沖縄の歴史から知る必要がある、だからこそ展示も時系列に沿ってわかりやすくしているのではないか、と思いました。

展示の中でもガマの内部や戦後の沖縄の街を再現した展示があり、誰にでも見てわかりやすい、体験型の展示されているのが印象的でした。
また、後に沖縄出身の友人が教えてくれたのですが、沖縄県内の小学生は遠足で必ず行くのが平和祈念公園で、平和祈念資料館で平和学習をしたあとは公園内(広大な公園なのでレクリエーションのエリアもありました)で遊ぶのが定番だそうです。

沖縄県外から来た修学旅行生はみな真面目に映像や展示を見て回っていたので、若い世代にもしっかり伝えていくという資料館としての役割がしっかり生きている場所だなと実感しました。

ここは修学旅行で行く定番の場所というイメージでしたが、大人になっても行くべき場所だな、と実際に行って思いました。
もともと行く予定のなかった場所でしたが、行って沖縄を学べて良かったです。

参考までに2019年に広島の原爆資料館へ訪れた記事はこちら

沖縄の平和祈念公園を出て、次はひめゆりの塔へ向かいました。
バスが1時間に1本しかなく、つぎのバスまで30分くらいあったため、ひめゆりの塔まではタクシーで行くことにしました。
幸い、駐車場の近くでタクシーが停まっていたのでひめゆりの塔までお願いしました。

Tips☆ 平和祈念公園↔ひめゆりの塔へのアクセス
平和祈念公園とひめゆりの塔はかなり離れています。
公共交通機関である89番のバスでの移動の場合は大体1時間に1本しかバスがありませんのでバスを待つ時間が長い場合はタクシー移動がおすすめ。
平和祈念公園↔ひめゆり間のタクシーでの移動の場合、大体¥1,100です。
平和祈念公園の場合、第一駐車場の近くにタクシーが停まっています。
ひめゆりの塔の場合、出て横断歩道を渡ってすぐの駐車場のようなところにタクシーが停まっていました。ただひめゆりの塔のほうはずっとタクシーがいる感じではなさそうだったのでタクシー配車アプリ(沖縄の場合DiDiが対応しています)を使うなどして呼ぶと良いかもしれません。
また平和祈念公園やひめゆりの近隣にはコンビニがないため、飲み物は売店や自販機で買うのがオススメ。
またひめゆりの塔近辺には食事処はありますが修学旅行生の貸し切りの場合もあるので、事前に調べてから行くのがおすすめです。

ひめゆりの塔とひめゆり平和祈念資料館

ひめゆりの塔

平和祈念公園からタクシーにのって15分もかからないくらいでひめゆりの塔に到着。
タクシーの運転手さんに「帰りは那覇までバスで帰るんですか?それならそこにバス停があるから時間確認してから中に入ったほうがいいですよ、糸満バスターミナルに着いたらすぐに那覇行きのバスすぐ来るからね」と教えてくださったので、バス停でしっかり時刻表を確認してからひめゆりの塔に向かいました。

ひめゆりの塔も当然ながら修学旅行生でいっぱいです。こちらも平和祈念公園同様に9割が修学旅行生でした。
ひめゆりの塔は、皆様御存知のとおり、1945年の沖縄戦で亡くなられた沖縄師範学校女子部・沖縄県立第一高等女学校の生徒や教師のための慰霊碑。
沖縄戦の翌年、両校で最も多くの犠牲者を出した ガマ(鍾乳洞)の上に建てられました。

慰霊塔の前に穴があいている洞窟が沖縄陸軍病院第三外科壕跡です。

ひめゆりの塔

慰霊碑の隣には千羽鶴と戦没者の名前が刻まれた石碑が。
ひめゆりの塔およびひめゆり平和祈念資料館は悲惨な沖縄戦を後生に伝えるために、元ひめゆり学徒隊の同窓会と募金等により設立されました。

慰霊碑を過ぎた先にひめゆり平和祈念資料館があります。
ちょうど訪れたときには修学旅行生の列ができていましたが、クラスごとに入場しているそうで、わたしはスタッフさんの案内でどこぞかの高校の3組の後ろに並んで入場しました。

資料館入ってすぐのところに、入場券を買うカウンターがあります。
修学旅行生の団体さんは団体入場なので先に入り、わたしたちはカウンターで入場券を購入してから入りました。
ひめゆり平和祈念資料館の入場料は¥450です。

ひめゆり平和祈念資料館はいくつかの展示室で分かれており、第一展示室では沖縄師範学校女子部と県立第一高等女学校での学校生活の様子などが展示されていました。しかし、長引く戦争により学園は次第に軍事化していき、240名が看護要員として配置されることに。

第二展示室では、戦場でのひめゆり学徒や、負傷兵の実態を明らかにし、第三展示室では「解散命令」が出され、生徒たちは米軍の包囲する戦場に放り出されるまでを明らかにしていきます。
わたしは正直、この時点で展示品を見るのもつらくなってきました。

そして第四展示室は鎮魂の間。
壁面にかけられた200余名の犠牲者の遺影は、一人ひとりの生きた証として展示され、 生存者の証言本を読むことができます。
またガス弾攻撃によって多くの犠牲者がでた伊原第三外科壕を再現した展示もありました。
わたしはこの第四展示室の遺影と亡くなられた方のエピソードを読むだけでもうつらくなってしまって…その後第五展示室に行きましたが、あまりこの先はよく覚えていません。

ひめゆり平和祈念資料館でみた展示や証言映像で悲しい気持ちになってしまったので、わたしは早々にギブアップしてしまい、先に出口へ向かいました。

ひめゆりの塔

資料館を出たところにもたくさんの千羽鶴が飾られていました。
全国各地の小中高校から贈られたもので、千羽鶴は1ヶ月ほど展示されたあとに回収され、ノートなどに再生するそうです。

糸満バスターミナル行きのバスまで15分ほどあったので、隣にあるお土産店にある自動販売機でコーヒーを買い、ベンチで一休みしてからバスに乗りました。
妹は最後の証言映像のところでしんどくなったそうですが、沖縄を満喫する楽しい旅行だけではなく、沖縄を知るためにも平和祈念公園とひめゆりの塔に行って良かった、何も知らなかった、と言っていました。
ただふたりともひめゆり平和祈念資料館で受けた衝撃はかなり大きく、沖縄南部の観光地を探すつもりでしたが、もう那覇に帰ろうという話になり、早々に那覇に帰ることにしました。

ひめゆりの塔からバスに乗車し、糸満バスターミナルに着いて、5分もせず那覇バスターミナル行きのバスが来たので、そのまま那覇バスターミナルへ向かいました。

那覇の国際通りでランチとショッピング

那覇に着いた時間は昼過ぎの14時くらい。昼食を食べていなかったので、那覇バスターミナル到着後は国際通りへ向かいました。
目的はランチと買い物だったのですが、妹はやっぱりステーキに行きたい、わたしは沖縄の定食がいいと意見が分かれたため、それぞれ別にランチを取ることに。(妹は夜食でサンエーで買った沖縄のお惣菜を食べていたので沖縄料理はもういらないとのことw)

今回行ったわたしが行ったお店は国際通りの中でも牧志駅にほど近い、島唄と地料理 とぅばらーま。
夜は島唄ライブを楽しめる居酒屋的なお店です。内装が昔の沖縄の村のような、懐かしさを感じる店内です。一軒一軒が家になっていて、沖縄の昔の民家を思わせる内装だったり、藁葺きの家だったり、牛車だったりと個性的。
また2階はホールになっており、夜はこちらで島唄ライブを開催しています。
広い店内なので、貸し切りも可能。ちょうどわたしがお店の前を通りがかったところ、修学旅行生の団体さんが退店しているところでした。

島唄と地料理 とぅばらーま

今回わたしが選んだランチメニューは女性に一番人気という、「みやらびセット」と単品で大好物の海ぶどうを注文しました。
内容はミニゴーヤーチャンプルー、沖縄そば(小)、ジューシー(沖縄の炊き込みご飯)、ジーマーミ豆腐(ピーナッツ豆腐)、小鉢(もずく)、クーブイリチー(昆布の炒めもの)、ミミガー、デザートのチーズケーキ。
沖縄の名物料理がちょっとずつ食べられるのが嬉しい!
それぞれ単品で頼むと量が多すぎて無理…ってなってしまうので、お一人様にもオススメです。

本来はデザートに沖縄のぜんざい(本土のぜんざいとは違い、黒糖や砂糖で甘く煮た金時豆にかき氷を乗せたもの。完全に夏のデザート)だそうですが、在庫切れでチーズケーキに。
実はあずき(というかあんこ全般)が苦手だったのでチーズケーキでホッとしました…w

味はどれも本格的な沖縄料理。ゴーヤチャンプルーもジューシーも沖縄そばも小鉢も全部美味しくいただきました。
食べやすい沖縄料理の定番がしっかり味わえるので、沖縄料理が初めての方にもおすすめしたいお店です。

実はこの日の夜に妹とまた島唄ライブを楽しみながらディナーにしたのだけど(夜はライブを楽しんでいたので写真を撮っていなかったのだけど、スーチカーのカリカリサラダやもずくの天ぷらを頂きました)、居酒屋的なお店なのでワイワイした感じで島唄ライブを楽しめました。

初日に行った味と踊りのうらしまが会席料理で落ち着いた雰囲気のところだったのですが、こういう沖縄らしい居酒屋もアリだなと思いました。
国際通りなので観光客目当てのお店がほとんどなので、最初は国際通りのお店はちょっと避けていたのだけど、こちらは観光客向けだからこそ(?)大きなホール席で島唄ライブを楽しみながら沖縄料理を楽しめるお店だったので結果的にはすごく楽しめました。

ちなみに夜の島唄ライブを楽しみながら食事をする際はライブチャージ料で¥1,100かかります。
また夜の時間帯は島唄ライブなしで食事だけの利用も可能です。(食事だけの利用の場合はライブチャージ料はかかりません)
また全国旅行支援のクーポンも使用可能です。

島唄と地料理 とぅばらーま 公式サイト

ランチのあとは国際通りをうろうろして、お土産を買ったり、ドン・キホーテ(那覇の国際通りにあるドン・キホーテも全国旅行支援のクーポンが使えます!)でお買い物。
また今回初めて県庁前にある沖縄県唯一の百貨店「リウボウ」にも行ってきました。都会にあるデパートと比べるとちょっとこじんまりとしていますが、さすが沖縄。
かりゆしウェア専門のコーナーがあったり(県庁前を歩くとわかりますが、沖縄の方はかりゆしウェアを着てお仕事をされています)、食品フロアでは泡盛がずらりと並んでいたり、ご当地を感じるデパートでした。
もちろんリウボウはちゃんとした百貨店なので、デパコスもあります。免税店に行く前にこちらでクリスマス限定商品のコスメをちょこっとチェックしてましたw

4日目 沖縄北部と中部 – 美ら海水族館・万座毛・古宇利島・北谷 アメリカンヴィレッジ –

美ら海水族館

4日目。実質最終日(5日目の昼過ぎの便で帰るため)なので、最終日はホテルの近くでレンタカーを借りて沖縄の定番の観光スポットである美ら海水族館に行ってきました。

美ら海水族館は位置的には沖縄県北部ですが、やんばるよりはやや南。今回は沖縄のやや中部よりの地域をサクッと車で巡ってみました。

美ら海水族館

美ら海水族館

最初に訪れたのは、沖縄美ら海水族館。
ホテルで美ら海水族館の入館券(割引されているのでちょっとお得)を購入し、海洋博公園へ向かいました。
美ら海水族館は海洋博公園の中にある水族館施設。
海洋博公園は水族館だけでなく、熱帯ドリームセンターや、ビーチ、夕日が見える丘、おきなわ郷土村など色々な施設があり、一日かけても回りきれないので、今回は妹のリクエストで美ら海水族館をメインで行ってきました。
わたし自身は美ら海水族館に行くのは多分2~3回目だけど、前回行ったのが5年以上前だったので、久しぶりの美ら海水族館です。

美ら海水族館

美ら海水族館の入場ゲート入ってすぐに目に入るのはイノーの生き物たちのコーナー。
「イノー」とは沖縄の方言でサンゴ礁に囲まれた浅い海(礁池:しょうち)のこと。ここでは、ヒトデやナマコなど、イノーにすむ生き物や、砂地をすみかとする生き物を水面と水中の両方から観覧できるのですが、以前は実際にヒトデに触れることもできました。

しかし新型コロナウイルスの影響で触れてはいけないルールに変更されてしまいました。
実際にヒトデに触れると結構ゴツゴツしてて面白いな~なんて思っていたのだけど…コロナの影響は観光地に大きな影響を与えているようです。

美ら海水族館

こんな感じでかがんでみると、水中のヒトデの様子を観察できます。
お食事中にお邪魔しました。

美ら海水族館

美ら海水族館は自然豊かな沖縄の海をそのまま展示するコンセプトのもと、「沖縄の海との出会い」をテーマにした水族館。

サンゴ礁の海、黒潮の海、南西諸島の東西にある深海を巡る水族館になっています。
最初のサンゴ礁のコーナーは色とりどりの熱帯魚やかわいいチンアナゴもみることができます。

美ら海水族館

ニョロニョロのチンアナゴがかわいい!ちびっこにも人気でチンアナゴの水槽の前にはたくさんの子どもがいました。

美ら海水族館

小さなお魚は専用の小さな水槽にいます。

美ら海水族館

わたしのお気に入りのお魚はこちら。
貝の中にひっそりと暮らす小さなお魚。魚の名前はチェックしていなかったのだけど、ひっそり貝殻の中にいるのがかわいくて。

妹のお気に入りはこちらのひょっこりさん。
穴の中に潜んでいたのですが、ひょこっと顔を出してくれました。

美ら海水族館

沖縄に住むお魚はたくさん。
日本では沖縄でしか見られないお魚もたくさんいます。今回シュノーケリングにいけなくなってしまったので、海の生き物と実際に見る機会がなくなってしまったのだけど、美ら海水族館ではかなり近い距離で見ることができるので海に入れなくても海に入ったような体感ができる場所だと思います。

美ら海水族館で最も有名なのが超巨大な水槽になっている黒潮の海。
ここでしか見ることのできないジンベエザメとナンヨウマンタたちの群泳を楽しむことができます。

数年ぶりに美ら海水族館に行ってびっくりしたのが、ジンベエザメがめちゃくちゃ大きくなっていたこと。数年前は巨大水槽の1/5くらいの長さしかなかったような記憶があるのだけど、今では水槽の1/3くらいの長さを占めており、今ではダントツのデカさ!

ちなみに美ら海水族館は1995年3月からジンベエザメを飼育しており、世界最長飼育記録を更新中だそうです。

黒潮の海のアクアルームを出て、薄暗い深海のコーナーや光るクラゲ等を見て回りました。
深海の海に生きる生物は謎だらけ。本当に薄暗い水槽の中でひっそりと生きている不思議な生き物がたくさん展示されていました。

美ら海水族館を出た後は、美ら海水族館と隣接するウミガメ館、マナティー館に立ち寄りました。写真を撮り忘れてしまったのだけど、マナティーは数年前に来たときと変わらずゴロンとまったりしていましたw
ウミガメは本来ならシュノーケリングのときにウミガメに会えるスポットに行くはずだったのだけど、今回は美ら海水族館のウミガメ館で会うことができました。間近で見られたのでシュノーケリングは残念だったけど、これでよし、かな。

美ら海水族館の出口から徒歩5分ほどのところにあるオキちゃん劇場へ向かいました。
ちょうどウミガメ館を出た時点でショー開始10分前だったのでギリギリで間に合いました。

水族館だけじゃない!オキちゃん劇場もぜひ行ってほしい!

オキちゃん劇場

オキちゃん劇場は、ミナミバンドウイルカののオキちゃんとその仲間たちによる楽しいイルカショーを体験できる施設。
ロケーションも最高で、イルカのプールの先には本物の海。沖縄の海とイルカショーを同時にみられます。

そんなオキちゃん劇場はコロナ禍の影響で2022年の4月末頃までずっとお休みしていたそうです。(たまたまホテルのテレビでオキちゃん劇場が紹介されていたのですが休業中はショーがなくても訓練を毎日していたそうです…涙)

この劇場の名前の由来にもなっているミナミハンドウイルカのオキちゃんですが、なんと美ら海水族館の前身である海洋博の時代から現役アイドル!飼育期間は47年で国内最長飼育記録!そして今も現役でショーに出演しています。

またオキちゃんの仲間であるオキゴンドウのゴンちゃんはなんと、今年で飼育40年を迎え、世界最長の飼育記録を更新し続けているそう。超ベテランのイルカたちが繰り広げるショーです。

ちょうどこの日は12月1日だったので、クリスマス仕様のショーの初日開催!サンタさんとイルカたちが楽しいショーをみせてくれました。

オキちゃん劇場

クリスマスソングに合わせてクリスマスプレゼントを抱いて踊るイルカたちのショーは子どもも大人も楽しめる内容で、みんなで手拍子してショーを盛り上げていました。

15分ほどのショーは大盛りあがりであっという間に時間が過ぎてしまいました。
実は数年前に美ら海水族館に来たときもオキちゃん劇場でショーをみていたのですが、あれから数年たってオキちゃんってまだいるのかな…?なんて思っていたら、今もバリバリの現役ですごく嬉しかったです。

ちなみに美ら海水族館と隣接するマナティー館、ウミガメ館、オキちゃん劇場は別途入場料は不要で無料で楽しむことができます。
正直これ無料でいいの?と思うくらい、ショーは迫力満点ですごく楽しめます。どの角度からもちゃんとショーは見れるのでお子様連れでも楽しめると思います。
ショーの開催時間は大体1~2時間おきに1回で、ショーの時間は海洋博公園のプログラムからも確認できます。

ちなみに2022年12月末時点でのスケジュールはこのようになっています。

イルカショー10:3011:3013:0015:0017:00

観覧スペースもかなり広く、座席数もかなりあるのでギリギリに行ってもちらほら席は空いています。(わたしが行った日は平日だったので土日休日は混んでるかもしれません)
15分ほどのショーですが美ら海水族館のあとに時間が合えばぜひオキちゃん劇場にも足を運んでみてくださいね。

古宇利大橋と古宇利島

古宇利島

美ら海水族館に2時間半ほど滞在したあとは車を走らせて40分ほどのところにある古宇利島に行ってきました。

長さ1,960mにも及ぶ古宇利大橋を渡るとエメラルドグリーンの海が広がります。(あいにくこの日はかなり厚い雲に覆われた曇天でしたがw)

古宇利島はかなり小さい離島ですが、島の入り口にはすぐビーチがあるのでシュノーケリングのスポットとしても人気だそう。

また古宇利大橋を渡ってすぐのお土産屋さんには島の名産品のもずくや海ぶどう、黒糖が販売されていて、那覇市内や空港で買うよりも超がつくほど格安です。
あまり教えたくないくらい安いのですがw、海ぶどうは空港だとパック入りのものでも¥1,200くらいするのですが古宇利島だとなんと¥500、古宇利島の特産品のもずくもたっぷり入ったパックで¥500です。
しかも古宇利島の海ぶどうは那覇市内の色々なレストランで食べた海ぶどうと比べて、プチプチでとっても美味しいです。
実家にも海ぶどうともずくをお土産にしたのですが、古宇利島の海ぶどうが一番美味しいと家族も大絶賛するほど。

海ぶどうともずく好きなわたしは賞味期限内に食べられる量として2パックずつ、さらに買えたらラッキーな古宇利島の黒糖のなべぶち(ホロホロとした食感の黒糖で生産数がかなり少ないもの)も妹と1パックずつ購入。
こちらでも全国旅行支援のクーポンが利用できたのでいいお買い物ができました。

古宇利島を渡るときに眺めた海もすごく綺麗で、運転しているときもエメラルドグリーンの海の上を走っている~という感じで運転していても楽しめました。

恩納村 御菓子御殿~万座毛~三矢本舗

古宇利島を後にして、南下し万座毛へ向かいました。

美ら海水族館で昼食をとらず軽食を食べただけだったので(オキちゃん劇場の近くの売店でパオズを食べただけ)、妹もわたしも小腹がすいてしまったので万座毛に行く途中にある御菓子御殿 恩納店に行ってきました。

御菓子御殿は沖縄銘菓である元祖紅いもタルトの専門店の会社で有名ですが、お土産店としての御菓子御殿もかなり有名で、工場併設ショップでは出来立てサクサクの紅いもタルトや生食感の紅いもタルトも購入できます。
わたしと妹はお土産購入がてら生食感の冷凍された紅いもタルト(大体10分後が食べ頃とのこと)、と出来立てサクサクの紅いもタルトを1個ずつおやつとして購入。
出来立てサクサクの紅いもタルトは本当にタルトの部分がサクサク!
時間が経つとちょっとしっとりしたあのお土産の紅いもタルトになってしまうで、車の中でパクっと食べちゃいました。

生食感の紅いもタルトは普通の紅いもタルトと違い、別次元のスイーツのような紅いもタルトでこれがまたすごく美味しい!万座毛を見て回ったあとに食べたのだけど、妹が1個じゃ足りない!もっと食べたい!と思えるくらい別次元のスイーツ的紅いもタルトでした。(妹がこの冷凍の紅いもタルト1個だけしか買わなかったのは失敗だったねとブツブツ言っていましたw)

御菓子御殿 恩納店は海沿いにあり、店内の大きな窓からは海を一望できます。また店内にはレストランや喫茶スペースもありちょっとした休憩スポットとしても利用できます。
今回は参加していませんが、工場併設ショップである恩納店では紅いもタルト作り体験もできるそうです。
駐車場もかなり広く、ツアーバスも停まっていたのでちょっとしたお土産購入&休憩スポットです。
紅いもタルト手作り体験はサイト上から予約可能。前日までの予約が必要とのことなので、御菓子御殿のサイトをチェックしてみてくださいね。

御菓子御殿 恩納店 公式サイト

万座毛

御菓子御殿でちょっと休憩して、5分ほどで万座毛に到着。
2020年になって、万座毛周辺活性化施設がオープンしたことで入場料¥100がかかるようになりましたが、施設は新しく、トイレも個室の数が多くめちゃくちゃ綺麗でした。
館内には売店やレストランやちょっとした休憩スペースもあります。以前は売店と駐車場しかなかったそうですが、こちらの施設ができてからは便利になったようです。

万座毛は象のように見える断崖絶壁の景色で有名な景観地。青い海と打ち寄せる白い波のコントラストが美しい場所です。
妹いわく「火曜サスペンス劇場の最後のシーンのような場所だね」とのことw
確かに言われてみればそんな場所かも…。
でも青い海が広がる絶景スポットなので、サスペンスというよりやっぱりリゾート地の景観じゃない?とわたしは思うのだけど…皆さんはどうでしょう?

万座毛から北谷に向かう途中、沖縄銘菓のサーターアンダギーの超有名店「三矢本舗」にも立ち寄りました。
沖縄出身の友人が教えてくれた本当に美味しいサーターアンダギーのお店で、数種類の味のサーターアンダギーと一日100個限定のタピオカ粉を使ったもちもち食感のサーターアンダギーを製造・販売しています。

御菓子御殿でタルトを食べたばかりだったので、明日の朝食や小腹がすいたときのおやつ用としてわたしはプレーン味とタピオカ粉を使ったサーターアンダギーのドラゴンボールを。妹はチョコが好きなのでチョコ味とドラゴンボールを購入。

結局夜に何故か小腹が空いてしまってドラゴンボールを食べて、朝になって普通のサーターアンダギー(わたしはプレーン味)を食べたのだけど、どちらもめっちゃくちゃ美味しかったです。

特にタピオカ粉を使ったドラゴンボールは本当に外がサクッとしているのに中はもっちもち、甘すぎない味ですっかりハマってしまいました。
ここは本当に美味しいサーターアンダギーのお店だったので、機会があればぜひ!直営の店舗が恩納村にしかないし、那覇市内には出店していないのだけど、リゾート地からほど近い場所にありますので、観光のついでに沖縄出身の人が認める本当に美味しいサーターアンダギーをぜひ食べてみてください!

三矢本舗 公式サイト

アメリカンヴィレッジ

北谷 アメリカンヴィレッジ

最後に訪れたのは北谷町にあるアメリカンヴィレッジ。
アメリカンヴィレッジのシンボルでもあった観覧車は残念がらもう撤去されてしまいましたが、アメリカらしい街並みのショッピングモールは健在です。

12月に入り、クリスマス仕様でイルミネーションがとっても綺麗なアメリカンヴィレッジ。
アメリカ仕様なのか、ツリーも大きく、イルミネーションもピカピカでどれも迫力があります。

ただ店舗がいくつか閉店しているようで、コロナの影響はここにもあるのかな…と思いました。
今回訪れた目的は、アメリカンヴィレッジでのお買い物でも観光でもなく、実は沖縄に移住した友人が経営するお店にいくことでした。

場所はアメリカンヴィレッジを通り抜けた先にあるヒルトン沖縄北谷リゾートの横にあるフェリシダーデという小さなショッピングモールの中。海沿いにある小さなショッピングモールで、目の前はアラハビーチの海です。

ここに店を構えるタイ料理レストランの「パサタイ OKINAWA」のタイ人オーナーとは長い付き合いの友人。
もともと神奈川にお店を経営していた友人。沖縄に強く惹かれコロナ禍の中でも2021年の秋、沖縄に出店しました。
残念ながら神奈川のお店は2022年の夏にビルの老朽化で立ち退きになってしまったため、現在は沖縄のこちらのお店をメインで経営しています。
お店はタイ人のオーナーである友人と、オーナーのお兄ちゃんとタイ人のスタッフで運営しています。立地的にはアメリカンヴィレッジから若干離れているため、あまり観光客が来ない場所だそうですが、店内は米軍基地に駐在するアメリカ人の方や地元の沖縄の方など様々で国際色豊かなお店です。

パサタイ 沖縄

約半年ぶりにタイ人オーナーの友人兄妹と再会して大騒ぎ。
お兄ちゃんはわたしが来ることを知らなかったようで(友人には行くって伝えたんだけど…)、とにかく驚いていて、すごく喜んでくれました。

もし、アメリカンヴィレッジ近くに滞在する予定のある方、沖縄で美味しいタイ料理を食べたいなと思っている方がいらっしゃいましたら、ぜひパサタイ 沖縄に行ってみてくださいね。
タイのイサーン出身の兄妹が手掛けるお店で味は本格的で美味しいです。
もちろんオーナーもお兄ちゃんも日本語(英語も)を話せます。

わたしのオススメはおつまみメニューだとトムヤムきゅうり、サラダだと、海老とアボカドのサラダ、メインで食べられるものだとタイのガーリックシュリンプやトムヤムヌードル、ガパオ、ガイヤーンとかもオススメです。

フェリシダーデ パサタイの紹介ページ

美味しいタイ料理をしっかり食べた後は、那覇市内に戻りました。
返却が20時までだったので、レストランの滞在時間は1時間半くらいだったのだけど、無事時間前には返却できました。
那覇市内の渋滞を覚悟していましたが、思いの外スムーズに帰れました。

ホテルに戻った後はさすがに運転で疲れましたが、翌日の昼過ぎのフライトだったため、購入したお土産をキャリーケースに突っ込んで、さっさと明日の帰宅に備えて寝ることに。

しかし何故か朝の4時過ぎに目が覚めてしまったのでAbema TVでイヤホンつけてサッカーワールドカップの日本VSスペイン戦を観てしまいました。おかげで殆ど寝ていないまま、那覇空港に向かう羽目になるのでした…。

5日目 那覇空港の大混雑

ゆいレール

ホテルからゆいレールに乗って那覇空港へ向かいました。
通勤ラッシュが少し落ち着いた時間で運良く次の駅からは座れましたが、やはりそれでもどんどん空港に向かう人が乗ってくる(しかも皆キャリーケースを持ってる)ので、車内は混雑しています。

那覇空港駅についてもエレベーターが1機しかない上にエスカレーターがないためエレベーターでまた混雑。

極めつけが那覇空港の大混雑。
ホテルの方が、チェックアウト日前日に「那覇空港はこのところ、全国旅行支援の影響もあってすごく混んでいるので早めに行かれたほうがいいかと思います」と教えてくださったので、2時間前に行ったのだけど…これどうなってるの?言いたくなるぐらい混んでいました。

まずチェックインはWEBで事前にピッとスマホでやったのですが、手荷物預け入れ(ANAだったので機械で自動で預けられる)の列がここはディズニーランドですか状態…。手荷物預け入れまでなんと20分以上かかりました。
行きの羽田は列すらなかったのに…(朝早かったのもあるけれど)
自動手荷物預け入れ機はフル稼働していましたが、機械のトラブル(プリンター詰まりとか色々)もちょくちょくあって列に並んでいる間も結構時間がかかりました。

さらに問題なのが、保安検査場。
やっとの思いで手荷物預け入れが終わったと思ったら保安検査場でまたしても長蛇の列。手荷物預け入れで時間がかかったせいで、飛行機までギリギリだという人たちもたくさんいて、別レーンで案内するなど、とにかく保安検査場も大混乱。
保安検査場でも20分かかり、結局搭乗ゲート内に入れたのは空港について1時間後。ゲート内では何度も「●●●便、空港内集中混雑のため10分遅れが発生しています」のアナウンスが流れていました。
妹も「いやいや、これじゃ1時間前についても間に合わないわ…」と一言。ホテルの方のアドバイス通り、かなり早め2時間前に着いて正解でした。

実はわたしたち、全国旅行支援のクーポンがなんと¥5000分も余ってしまっていたので、空港内でお土産を買うつもりでしたが、お土産屋さんが搭乗ゲート内はあまりパッとしたものがありませんでした。国際通りや道の駅等でもう既にたくさん買って、クーポンも消費したのだけど、それでもちょっと余ってしまったんですよね…。

結局、パッとしないお土産屋さんでいくつかお土産を買ったり、軽食カウンターでオリオンビールの生ビールと沖縄そばと、サーターアンダギー(持ち帰り)を食べて飲んでなんとか全部消費しました。

結論から言うと、全国旅行支援のクーポンはとにかくさっさと使ったほうが良いです。

わたしたちは昼過ぎの便でしたが、朝から那覇空港が混雑していた影響で搭乗する便も10分遅延したものの、飛行機の中でほぼ爆睡し、無事にほぼ定刻通りに羽田空港到着。
東京ついてあまりの寒さにびっくりしましたが、5日間の南国がもう終わってしまったのだな、とちょっと寂しくなりました。

おまけ:沖縄の免税店に行ったレポ

わたしの Twitterでは現地からレポートしていたのだけど、沖縄にある免税店「Tギャラリア 沖縄」に行ってきました。

日本国内にいながら免税店でお買い物ができる沖縄ですが、沖縄県内に店舗は2店舗あります。

Tips☆ なぜ日本国内なのに沖縄には免税店があるのか?
なぜ国内なのに免税店があるのかというと、国が定めた「沖縄型特定免税店制度」という制度によって、特別に沖縄のDFSに限って国内旅行でも免税が受けられる仕組みになっているからです。

メインはおもろまち駅直結の「T ギャラリア 沖縄」ですが、那覇空港内にも「DFS 那覇空港免税店」があります。
免税店といえば海外コスメや海外のブランド品が安く買える…という夢のある場所というイメージですよね。わたしもコロナ前に沖縄旅行に行った際は必ず立ち寄っていました。
免税店限定のコスメを買ったのもいい思い出…と言いたいところなのですが、実はコロナ禍以降、この免税店がちょっと残念な感じになっています。

免税店の価格は大体定価の10~20%オフ(大体20%オフ)なのですが、とにかく品数が少ないです。特にコスメはひどいものでした。
デパートや空港内免税店のように、カウンターにはたくさんの見本が並んでいるのですが、その大半がよく見るとものすごーく小さく「SOLD OUT」と書かれています。
ファンデーションを例にすると6色あるファンデーションのうち5色が「SOLD OUT」、大きく場所を占めているアイシャドウパレットもよくみると全て「SOLD OUT」。
正直言って、行くだけ無駄と言えるくらい本当になにもありません。見本だけはたくさん並んでいますが、ほとんどが品切れです。さらに取扱数も以前と比べて激減しています。免税店によくある免税店限定キットもかなり種類少なくなっていました。

これはおもろまちのDFSだけでなく、那覇空港内の免税店も品薄でした。
実際に帰る前に空港内の免税店にも立ち寄ったのですが、お客さんが誰一人おらず、免税品受け取りカウンターにも誰も並んでいませんでした…。

この品薄傾向はコロナ禍からずっと続いているそうで(沖縄在住の方が教えてくれました)、いつ行ってもDFSはガラガラ状態でした…中にあったカフェやレストランもコロナの影響で閉店したそうで、以前とは比べ物にならないくらい「ガラガラ」です。
一時は外国人旅行客、日本人旅行客で混み合っていたのですが、本当に「何もない」と言ってもいいくらいモノがありません。

ブランド品もいくつか見て回りましたが、定番のアイテムすらない状態…。これはちょっと…。
色々と事情があるのかもしれませんが、免税品でショッピングをしたくて店舗に行っても何もないじゃどうしようもないのでは…。

この傾向は多分しばらく続きそうなので、もしこれから沖縄旅行を検討されている方や免税店の限定アイテムを探したいという方は、かなりガッカリするかもしれませんが、事前にオンラインで一部商品を確認することも可能ですので、公式サイトから確認しておくのもおすすめです。

沖縄 DFS 公式サイト

実はリベンジでもあった沖縄旅行、すごく楽しめました!

ハイビスカス

実はわたし、今年1月に本当は沖縄旅行を計画してて全部予約も取っていたのですが、当時沖縄でオミクロン株が大流行→すぐに沖縄県全体でまん延防止重点措置が出てしまったんです。
沖縄県でまん延防止重点措置が出た時点で、予約したツアー等も沖縄の現地のツアー会社からキャンセルされ最終的には沖縄旅行自体キャンセルしてしまったことがありまして…(それも出発の3日前に…)

あのときは、ちゃんと時間をかけて(確か去年11月下旬には航空券、ホテル、ツアー等全部予約済みだった)スケジュールを組んでいたのに、いきなりオミクロン株が大流行してしまい、楽しみにしていた旅行がキャンセルせざるを得なくなったときは、かなりガッカリしてしまいました。
ぶっちゃけ「コロナまだ続くんかーい!」と叫びたくなるくらい。

今だから言えるけど、友人の結婚式も断って(コロナの最中に会食のある結婚式にいくのはちょっと…と思い、同じ考えの友人らと一緒に欠席を出した)立てたスケジュールが流れてしまったので、沖縄はもういいや、って思っていました。

でも妹が「一時帰国中に日本の観光地に行きたい。沖縄ってこの旅行支援があれば安くなるかな~?」とつぶやいていて、それなら妹を沖縄に連れて行くのもアリかな…?と思い、次こそは沖縄に行くぞという気持ちに変わりました。
まぁ単純に、妹がいるうちに、今行けるなら行っておこうって感じでノリで決めてしまったのですが、結果的に行けて良かったな、と思います。

前置きが長くなりましたが、このような理由でわたしにとってはコロナのせいで行けなかった沖縄旅行のリベンジでもあったので今回はしっかり沖縄本島のほぼ全域を回れたのですごく思い出に残りました。

実は今月も友人が沖縄中部でゲストハウスをやりたいということで、ゲストハウスの下見のためにわたし1人でまた沖縄に行く予定です。(今回は航空券をANAのタイムセールで購入したため、全国旅行支援はホテルのみであとは使わない予定)

かなり長くなりましたが、沖縄本島の南から北までほぼ全域回った充実した旅ができました。
今回特にやんばるは本当に行ってよかったと思える場所だったので、ぜひツアー等でやんばるのいいところを皆さんにも知ってもらえたら嬉しいです。機会があれば、ぜひやんばるへ。

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